本年７月１１日に開催した令和2年度公益社団法人福井県栄養士会の定時総会にて、新理事20名全員が承認いただきましたので、新体制で今年度、来年度の２年間、本会活動に尽力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

　さて、日頃から会員の皆様は、新型コロナウイルスに、自分が、職員をはじめ関係する人たちが感染したら食事提供はどうなるのだろうか？マスクや消毒剤は足りるのだろうか？食材料は無事入ってくるのだろうかなど、様様な不安を抱えて業務を行ってこられたのではないでしょうか？このような先の見えない事態になるとは、だれもが想像しなかったと思います。
　日本栄養士会の中村会長は、「今こそ、栄養の力を活用し、新型コロナウイルスに打ち勝つ体力を持つことが必要となります。全国の管理栄養士・栄養士は、国民の皆様と力を合わせて、この難局を乗り越えるように最大限の努力をしていきましょう。」とのメッセージを発信されました。免疫力の向上には栄養は欠かせません。バランスよく食べる方法を知らない、またはしたくてもできない状況に置かれた人たちが、できる限り健康な食事を維持できるよう、私たちの知識を活用していきましょう。

　さて、新型コロナウイルス感染問題が終息するには数年かかるという話もあり、本会の活動の在り方も、オンラインを活用するなど少しずつ変えていくことになります。今年度は十分な研修会が開催できませんが、次年度に向けていろいろ試行を重ねてまいりますので、会員の皆様もどうぞご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。